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cup 「Triumph Of The Underdog」Charles Mingus

2010.05.27 Thu
映画ではないのですが、映像と言う枠組みでご紹介。
c_m.jpg

ベーシスト、コンポーザーとして知られている、
Charles Mingus(チャールス・ミンガス)のドキュメンタリーDVD。
「Triumph Of The Underdog」
トライアンフ・オブ・ザ・アンダードッグ
(負け犬の偉業--直訳でスミマセン。伝記に自身がつけた題名)
まず一言で言うと--
今の時代に生きていたらきっと---
もっと充実して幸せだったのではないか---
そんな思いでいっぱいになりました。
他の白人でないミュージシャンと同じように、
ミンガスも肌の色の違いに苛まれ、その思いを音楽にぶつけ、
また必死に抵抗しながらも、その中に優しさを映し出したい、
混沌とした思いが全編通してヒシヒシと感じました。

クラシックも少年時代から勉強していた彼は、
他のミュージシャンよりも教養も高く、
優れた彼の才能に見合う仲間になかなかめぐり合えなかった。
それも今よりずっと酷かった人種差別のせいであり、
皮肉な事に彼の動力になったのも、
このマイノリティー精神だったのでしょうか…

前向きで、情熱的で、
多くの試練にも勇敢に向かっていったミンガスでしたが、
彼の音楽は、
同じ時代を生きたエリントンのように明るくダンサブルなJazzではありません。
雨が今にも降りそうなグレー空のようで、
重く、ドロドロとしたイメージです。
それは、幼少期の辛い体験が大きく影響していたように思います。

彼の音楽を奏でる時には、
その生い立ちや、何に対してそれほどまでに反骨精神を露にしていたか、
知っておかないと、楽曲を理解出来ないかも知れません。

今まで、一人のコンポーザーとしてミンガスを見ていましたが、
--上手に表現できないのですが、
ミンガスの生き様を音楽で表現する---そんな思いで取り組まないといけない。
彼の曲を奏でる、その意味の重さをまざまざと知らされたDVDでした。

「彼の音楽は今でも生きています」と言いながら、
「彼に会いたい」と語ったSue女史(2番目の妻)*の言葉に涙が流れました。

*Sue Mingus--今でもミンガスバンドを支え、
ミンガスバンド来日の際には演奏も必ず客席から聴いています。
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COMMENT



>Inoちゃん。
私も、「ミンガス」なんて気楽に言っていましたが、
重い内容でしたよ。
マイルスの自叙伝でも様々書かれていますが、
差別により潰された才能や作品は多々あるんでしょう。
Wyntonが頑なまでに、黒人である故のJazzに拘る気持ちが分かります。
ミンガスの人生については余り知らなかったので、是非観てみたいですね。
確か、ロンカーターもクラシック奏者を目指していたが当時の人種差別により夢を諦めたと聞いてましたが、同じようなことが当時はたくさんあったんでしょうね。

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