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cup 「愛を読むひと」

2009.07.16 Thu
t_r.jpg

原題:The Reader 2008年/アメリカ ドイツ 
監督:スティーヴン・ダルトリー
脚本:デヴィッド・ヘア
原作:ベルンハルト・シュリンク 「朗読者」
Cast:ケイト・ウィンスレット / レイフ・ファインズ /
    デヴィッド・クロス 他

いろいろな感想があると思いますが、
私が一番感じたのは、
戦争は加害者も被害者も常に不幸で、
その関係はいつでも反転する可能性がある事。
悲しみや苦しみは、形を変えて代々伝わっていく事。
不幸な思いをするほとんどは、庶民である事。
自分が、大切な家族が幸せでいるためには、
戦争の悲しい記憶を少しでも軽減するには、
過去を振り返りそこから学ぶ事。

加害者を責めて罪を償わせるだけでは、
問題の根本的な解決にはならず、
なぜそうなるのか---? を考えないと、
不幸な歴史は何度でも繰り返される。
---
ある少年と、彼が恋に落ちた年上の女性との関係を軸に、
悲惨な過去、悲しい生い立ちが、
ますます戻れない悲しみに落ちていく様子が、
静かなドイツの街をバックにきめ細かく描かれてました。

どこかで、引き返す事はできないの?
何か1つを犠牲にすれば、多くのものを失わなくて済んだのに。。。
もどかしさと哀しさいっぱいになりました。

少年時代のデヴィッド・クロスは、
高校生~大学(院生?)までをとても上手に演じていました。
監督がドイツ人の若い俳優を探したとありましたが、
きっと惚れ込んで抜擢したのでしょう。
大人になった俳優よりずっと丁寧に表現されていました。

大きな結果を左右する文盲が身近に感じられないのが、
何とも歯痒いです。

できれば、ドイツ語にしてほしかったです。
あの街並みに英語は、合いません・・・!
ただ、
原作者が映画化において、「英語で」と希望したそうです。
これは、何を意味するのでしょうか。

ドイツは第二次世界大戦時の大きな罪を、加害者として自ら反省し、
過去のものとせず、向き合っていると聞きます。
その意識が、強く反映していると思います。

原作も是非読みたいと思っています。

t_r_2.jpg
何とも言えない表情。
ニコール・キッドマンだったら
まったく違った印象だったと...
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COMMENT



コメント、ありがとうございます。
N.キッドマン、ご懐妊のため降板です^^
かえって良い結果がでましたね。
それこそ、十字架を背負う悲しみ感が
薄れてしまったと思いますよ。

マイケルの若い時は、
有頂天になる様子や誰にも言えず苦悩する姿が
よく描かれていました。
コメント、ありがとうございます!
母国語ではなく、「英語で!」と言う辺りも
何ともいろいろと考えさせられました。
犠牲を払ってでも、多くの人に観てもらいたい...
強い思いでしょうね。

原作を読むと、
また少し印象が変わるかも知れませんが、
なぜハンナが新しい世界へ行こうとしなかったか、
罪の意識と共に、老いへの抵抗もあったのかナァ...
とも思ったりしました。

映画から多くの題材を提供してもらい、
ホントに楽しめました。

また遊びにいらしてください。
お待ちしています。
これは二コール・キッドマンがキャストで予定されていたんですか・・・

だいぶ印象が変わりますね。
特に牢獄されているシーンなんて、ゴージャスな雰囲気
の彼女では想像がつかないです。
ごもっともです、本当にだいぶ違う映画になりますね。
こんばんは。

>原作者が映画化において、「英語で」と希望した
ドイツだけじゃなく多くの人に知って欲しいという原作者の意向だったんですね。

ハンナとマイケルの年の差、21歳というのはちょうと親子の世代差で、戦争の世代のハンナ、戦後に育ったマイケルという二つの世代が背負うドイツの戦争犯罪やホロコーストに対する罪の意識や贖罪やそれをどう受け入れるかなど本当に色々考えさせられました。
本当にこれが映画の醍醐味ですね!

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